【ニコマス】俺提唱『ニコマス殿堂入り5選』21/10/10 時点
ご挨拶
こんにちは。ぼくは八海山大五郎Pと申します!
まったくしょうもないおじさんです。
覚えておいていただかなくても一向に構いません。
しょうもないからです。
*
ニコマスというのは、ニコニコ動画にアップロードされた
アイドルマスターのファンMADなどの事を
ひっくるめてそんな感じで呼ぶのです。
そういったニコマス動画を作る人の事を「ニコマスP」と呼んだりします。
それでいうと、ぼくもたまにアイマスのMAD動画などを上げたりするので
ニコマスPの端っこの端くれと言えるかと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
以前はニコニコ動画のサービスである「ブロマガ」というのを
一応やっていたのですが、
これが終了してしまいまして。
ブログの更新なんてほとんどしていませんでしたが、
一応構えておきたいな~と思ってこちらのブログを始めた次第です。
しかし最近のブログサービスはキレイですね。
投稿エディタもWordpressなどを参考にされているのでしょう、
洗練されていて、綺麗で使いやすいです。
よい時代ですな。
話はかわって今年の夏は暑くなさそう…ではなくて
ニコマスの話を一応なにかしようと思いました。
ニコマスの歴史は長く、
実に多種多様な文化があるのですが、
その中に「ニコマス20選」なるものがあります。
あまり詳しくはないのですが、
要するにニコマスを愛する人々が
その年の上・下半期にアップロードされたニコマス動画から
好きな作品を20個に絞って公開しそれを集計する、
という企画だそうです。
この企画は長く愛されており
例えばニコマス文化は大好きだけど
自分では動画を上げずに見る専門である、という方々も
いらっしゃるわけです。
しかしぼくは正直に言って、企画に興味はあるのですが、
それほど熱心にトレンドを追えているわけではないので
半年ごとに20選はかなり多いな…と思ってしまう訳です。
そこでグッと数と期間をを絞り、
「永久に増えない5つの枠の中でどれを入れるか決める」という
いわゆる殿堂入り方式を採用すれば
ぼくもなんか似たような事が出来るんじゃないかと思ったのです。
「ニコマス殿堂5選」を紹介してみる
なので今回はその初回の殿堂入り5選を
ご紹介させていただきたいと思います。
入れ替えや更新があったら
またブログかなんかにまとめるかもしれませんし、
永久に入れ替わらない可能性だって十二分にあります。
まーまー、とにかくやってみましょう!
マイリスト自体はこちらです。
https://www.nicovideo.jp/mylist/66671718
1.アイドルマスター 「a perfect world (pizzicato five)」 春香
オシャレで小気味よいテンポと世界観の楽曲を
余すことなく活かすというか、
そういった楽曲の持つ特性をアイマスMADを通すことで
ロスがないどころか如何なく膨らました、
正に王道をひた走り抜いた作品だと思います。
タイポグラフィを取り入れたり単色背景でグラフィカルに仕上げたり
ゲームの仕様を生かしての衣装替えのアイデアなど、
10年前の作品にして非常にハイレベルで質が高く楽しく、
そして鮮烈なMADだと思います。
いいものはいつ見ても新しくも見えるものです、不思議ですね。
アイマス2 / OFAモデルの春香さんは本当に可憐ですごく好きなんですよね。
これまた曲の雰囲気に合っていると思います。
華麗な作品ですよね。
*
2.月曜9時のおままごと
これも1つめと被る部分の感性で選んでおりますが、
とにかく「天海春香」と「かわいい」に焦点をあて
ピントを極限まで絞り、
あとはひたすらストイックに楽曲や振付・演出などと向き合っている感じがします。
シュッとしてるんですよね。無駄が本当にないというか。
特に「カーテンが閉じて開いたら衣装が変わってる」という
ひとりファッションショー的な演出があまりにかわいすぎて
マジで何度でも見たくなってしまいます。
最後の見切れる真美も含めて
1フレームもかわいくない所のないMADだと思っていて、
その徹底ぶりに度肝を抜かれての選出という感じです。
本当にすばらしい。Kawaii はいい。
*
3.アイドルマスター 「●▲■×」
これは初めてアイマスMADに感動した作品、という意味合いも強いです。
ニコマスという文化はかつて、それこそ10年以上前になりますが
爆発的に流行した時代というのがありまして、
ぼくは正直リアルタイムにその波に乗ってたわけではありませんでした。
「アイマス?よく知らないけどすげー見かけるね。なんかすごいらしいね」
みたいな距離感でした。ガチでハマったのはもっと後なんですが割愛します。
で、そんな距離感だったぼくですらも
なんだかメチャクチャかっこいいMADだな、と感動して
アイマスをまだほぼ知らなかったのにマイリストに入れた動画が
こちらの作品だったのです。
技術もさることながら、なによりセンスと発想力ですよね。
PSのコントローラーにも採用されている
有名でシンプルすぎる記号を使って
ここまで広がりのある空間を演出できるという。
画面の奥から風が吹いてくるような、
初めて行く空港の様な気持ちよさがありますよね。
*
4.僕たちはまた恋に落ちる
これは以前ブロマガ時代に勝手な考察記事を書いたりしたのですが、
それは割愛するとして、
ニコマス文化もかなり煮詰まってきた近年においては
ニコマスや、あるいはアイドルマスターそれ自体についても
ある程度メタ的な捉え方をする向きも当然出てくるわけですね。
この作品に使われている楽曲はまさに
メタ的に二次元の美少女への恋愛感情を歌っているもので、
おそらくそこから着想を得たり膨らまして
作られたMAD作品なんじゃないかな、と思います。
次元が違うからこそ、濾した先には純度の高い愛情しか残らない。
そんな人間の精神性の、不可思議で美しい部分を
鋭く浮き彫りにしていると思います。
*
5.何となく そういう気になって
そして5つ目。
こちらのMAD制作者である回Pさんの作品は
本当にどれをとってもすばらしく、
最大の良い所と難点とが合致していて、
「その良さを上手いこと言語化出来ない」
といった特徴があると勝手に思っております。
これまで何度か繰り返してきましたが、
ニコマス文化やアイマスそれ自体にも
もう結構な歴史が紐づいてきています。
それはそれなりに文脈というものも存在するわけです。
ですから、ニコマスとして上げられる動画というものは
どうしても徐々に内向きになっていく所があると思っていて、
わかる人にしかわからないものに
どうしてもなっていってしまうんじゃないか、と思うのですが。
この作品の凄い所はそういう所にあると思うんですね。
たとえば卓越した編集・加工技術を駆使してるって訳でもなく
演出も最低限の編集で出来る事しかやってないのに
物凄い収束感をもって感動の渦に巻き込んでくれるような
視聴感があります。
すなわち、「誰がみても等しく言葉にならない感動を覚える」、
そんな作品だと思うのです。
曲に対するダンス合わせ(『シンクロ』と呼ばれます)の気持ちよさだとか、
衣装合わせの美しさやウィット、
楽曲のテーマの汲み取り方と落とし込み方、
そういった、いわゆるダンスMADにおける原始的な「良さ」の部分を
恐らく意識的にも無意識的にも追及してきた方なのではないでしょうか。
もうずっと長いこと「美しいもの」と向き合ってきているのだと思います。
これまでの文脈、時間と、これから積もっていくであろう時間も
なにもかもふわりと内包してくれるような、
そういう心地よさがある作品だと思うんですね。
*
長くなってしまいましたが
そんな感じです。
これが現時点、【2021/10/10】時点でのぼくのニコマス殿堂5選です。皆様におきましては是非、
ニコマス20選をお楽しみくださいね!!
*
アイマスもニコマスも、これからもまだまだ盛り上がってほしいと思います。
特に765プロをぼくは応援しております。
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